二人暮らし、ささやかに。

先行き不安な、還暦過ぎ夫婦の二人暮らし。

強気で行け・・・ホントに?

受動的より能動的に。

消極的より積極的に。

強気で攻めることが、人生を勝利し、かつ楽しくする・・。

そんな言葉で育ったのが、昭和真ん中世代。

 

なんだかね・・・みんなが同じ方向に進んでいる時代だったし、

アクティブに生きないと、人生は楽しめないみたいな風潮だったように思う。

そんな流れの中で、皆と同じように頑張っていたけど

どこか違うなって、いつも感じていた。

 

強気で行け!って、言われても

私、そういうの苦手だなって、いつも思っていた。

でも、そんなふうに感じてしまう自分がイケないのだと

自分を責めて、無理をして頑張りました。

何よりも脱落者になる事が恐かった。

戦後10年生まれって(私だけかもしれないけど)そんな価値観でした。

大層な物を背負っているわけでもないのに

やたらと背中の荷物が重く感じた、そんな半生でした。

 

ふっと、思った。強気で行け?ホントに?

そんな人生でいいの?

皆と(優秀な人と)同じように出来るわけない。

無理をしても、自分が持っている以上の力は出せない。

落伍者になっても、怠け者になってもいいじゃないか。

もし、落ちるところまで落ちたら、その地を蹴って浮上しよう。

 

そう思えたのは55歳を過ぎてから。

 

ひっそりと影を潜めて生きる事が、私の性にあっている。

これからの余りの人生を、

気負わず、飾らず、ありのままの自分で歩いて行こうと思う。